2030Self-Duediligence不作為による諍いが起きなくなる
インターネットによる個人の意見が、インフルエンサーとして社会に及ぼす影響力及び頻度が高まり、同時に企業や行政のコンプライアンス強化が進んだ結果、企業や行政の行動や意思決定は「目的に適した選択肢が検討されたのか」「不作為はなかったか」を日々民衆の声に基づいて自律的に追及されるようになる。
企業や行政側は、危機意識により、自発的に発せられるどんな小さな個人の声を見逃すことがなくなる(できなくなる)ようになり、そのそれぞれについて適切な対応(あるいは説明を含めた不対応)が実施されるようになる。
結果として、旧来の手続きや制度も必要に応じてデジタル適応改訂されることになるが、企業・行政の評価基準も利益至上主義ではなくなるだろう。
この未来につながる「兆し」
スニーカー通勤のメリットは?
スポーツ庁がスニーカー通勤・勤務を推奨し始めたが、受け入れる側には心理的抵抗もあるという。かつてのクールビズのようなインパクトをもたらすためには、働き方改革や健康経営にとってのメリットを説明する必要がありそうだ。
- 参考
- 朝日新聞
アダルトグッズが市民権獲得?
阪急メンズ東京でアダルトグッズ販売店が常設された。アダルトグッズといえば、まだまだマイナスのイメージが強いが、百貨店が取り扱うことでオープンになり、市民権を得ていくのだろうか?
- 参考
- Forbes JAPAN
ソーシャルインフルエンサーであれば大統領に取材できる フィリピン
フィリピン政府は、5,000人以上のフォロワーがいる18歳以上のブロガー等に、大統領への取材資格を与えると発表した。新しいメディアの影響力を考慮した措置とのこと。国内は賛否両論状態らしいが、ジャーナリズムの民主化が進むきっかけになるのかもしれない。
- 参考
- AFPBB
生徒1人の為に小学校再開
米国ワイオミング州に、生徒1人の為に10年ぶりに再開する小学校がある。州法に従った形だが、1人の為にかかる年間費用を考えると、IT利用や居住制限など他の方法も同時に検討しないと人口減少社会は維持できないだろう。
- 参考
- CNN
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