2040SaaIあらゆるサービスがインフラ化
シェアリングエコノミー(所有から利用へ)の動きを、人々が合理的な判断をした結果と見れば、モノ余りの中で意識的に持たないことを貫くミニマリストの価値観はやがて大衆化する。生活に必要なサービスを究極的に外部化していくならば、同時に、サービス側の在り方も大きく変化していく。
リアルタイムな生活変化に対応できない旧来の習慣やサービスに、データサイエンスがメスを入れ、日々アップデートが進むような可変的なサービスが形成される。そのサービスは、フレキシブルで人間中心の設計になるだろう。最終的には、あらゆる生活関連サービスは都市生活に欠かせないインフラとして、普遍的に提供されるようになっていく。
この未来につながる「兆し」
シェアオフィスに集まるプロフェッショナルから学ぶ小学生
シェアオフィスを展開するWeWorkがニューヨークで小学校を開校した。子供の興味を大切にした教育を実践しており、シェアオフィスに集まるプロフェッショナル達からも教えをこうことができる。世界展開を検討しているとのことだが、日本にはいつやってくるのだろうか。
- 参考
- AXIS
海に浮かぶ自給自足の街
オランダのアムステルダムでは、温暖化による海面上昇を見据えて自然に寄り添う海に浮かぶ街「Schoonschip」を開発中。屋上菜園や電気による通貨の代替など、他のコミュニティと遮断されても問題なく暮らせる環境を整える。
温暖化の進展とともに海に浮遊する街があちこちにできていくのかもしれない。
- 参考
- TABI LABO
水道管での生活はいかが?
香港の住宅は高騰している。そんな中、水道管を利用した家が提案されている。「チューブホーム」と名付けられた家はコストが抑えられ、また、ビルの合間や橋の下などに設置することもできるため場所のフレキシビリティも高い。
一人暮らしには十分かもしれない。
- 参考
- Business Insider
ドバイの移動式交番
自動運転の移動式交番を発表。パトロールだけでなく、税金支払いや住民票発行などの行政サービスも提供する。80%が外国籍のドバイでは、簡素で分かりやすい住民サービスの提供が課題とのこと。日本の自治体も見習ってほしいものだ。
- 参考
- ZDNet Japan
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