2030Bricolage自然環境・地形とうまく折り合っていく
デジタルテクノロジーによる合理的な生活の中で“効率疲れ”が生じると、ユーモアや生物など有機的な反応やナチュラルな手触りが求められるようになり、ファッショントレンド化する。結果として、「その場にあるモノや資源を利用したブリコラージュ」的発想が、さまざまなレベルで広がっていく。
一方で、日常化する災害対策やインフラの更新においても、従来の土木的発想から治水能力や回復力といったレジリエンスを重視する発想がさらに強くなっていく。
3Dプリンタをはじめとして「プロシューマ」化を促進する技術が、これらの変化を後押ししていくだろう。
この未来につながる「兆し」
運賃無料の方が自治体にとってプラス
電車やバスの交通を自治体が無料にする動きが、ヨーロッパを中心に世界で拡大している。人口増や所得税の増収につながっているため、運賃を撤廃してもプラスだという。自動運転や再エネ技術の進歩が組み合わさってコストが下がるともっと広がる未来が見えてきそう。誰から移動の対価をとるかを変える可能性。
- 参考
- Newsweek
食と昼寝をセットで提供することが成功の秘訣?
大手家具販売のイケアの店舗で昼寝をする中国人の光景は一般的。そんなイケアだが、売り場を占拠されることで商売台無しと思いきや、業績は好調。特に、食品部門の売上が好調だという。
お腹が満たされるとゆっくりしたくなる寝たくなるのが、人間の性。食と睡眠をセットで提供することが、カギなのかもしれない。
- 参考
- Record china
機能性追求へのアンチテーゼ
SHARPの空気清浄機の会話するボタンをしつこく押し続けると関西弁でキレられるという機能が発見されて話題になっている。何も合理的なだけが機能ではないということなのかもしれない。
- 参考
- Abema TIMES
動物の声を再現して事故減少
鉄道総研は鹿や犬の声を分析・再現して鉄道との接触事故を減らすことに成功。
動物との会話に一歩近づいた?!
- 参考
- 乗りものニュース
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