2035Immortal Mind魂の住処が四次元になる
死んでも魂・精神・人の意識がデジタル世界で生きつづけることが可能になると、やがて肉体の死は忌むべきことではなくなり、デジタル空間で生き続けることを積極的に選択する人が出てくるかもしれない。デジタル空間が、生活するフィールドの一選択肢として、当たり前の世界が到来する。
この世界の前段階としては、人の意識・感覚がマシンと接続され、アップグレードされたヒト(超人)が出現するだろう。人とヒトが同居する社会においては、制度や規範をの設計に大いなる議論を巻き起こすことになる。
この未来につながる「兆し」
遺体の処理も「水葬」でエコに
エコの観点から遺体を“液化”し、そのまま排水する「水葬」システムに賛否が分かれている。すでにカナダやベルギーでは採用実績があるという。エコを追求する現在において、地位を確立していくかもしれない。
- 参考
- Narinari.com
亡くなった人と四十九日を過ごす「デジタルシャーマン」プロジェクト
亡くなった人がロボットになって、四十九日までの間を遺族と共に過ごしてくれる。そんな弔いをやってみようというのがメディアアーティストの市原さんが考えた「デジタルシャーマン」プロジェクトだ。ネット上での墓参りなども出始めているが、次世代技術により弔いの方法そのものも変わっていくかもしれない。
- 参考
- AERA
死に場所を求める老人/ぽっくり物件希望
賃貸住宅を借りる人に、不動産仲介業者は殺人、自殺があった物件について、その事実を告知する義務がある。しかし、自然死は対象外。しかし、現実には自然死物件ぽっくり物件も告知され、しかもそれを好む高齢者がいる。死んでも迷惑をかけないという意味と、あやかって自分もぽっくり逝きたいという意味がある。
- 参考
- 日本経済新聞
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