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2030Einsteinism潜在的な創造性が引き出される社会

潜在的な創造性が引き出される社会

個人の思考・精神・身体的な特徴の一部は、これまでハンディキャップとして扱われていた。一方、これまでハンディキャップとされていたものを抱えながらもスポーツ/アート/ビジネス/エンタメ/サイエンス等、さまざまな分野で活躍する人材がさらに増加する。同時に、あえて行動や思考・身体機能に制限を加えることで、潜在的な個性や能力を開花させるきっかけとする動きも活発になるかもしれない。
結果として、教育シーンにおいても、これらの考え方を援用し、潜在的な創造性を引き出す様々な仕組みが導入され、自己の成長への気づきを得たり、多様性の許容を学んだりするようになるだろう。

  • 個人の価値観の変化
  • 教育・キャリア形成
  • XR(VR/AR/MR)
  • データサイエンス/アナリティクス
  • バイオニクス(生体工学)・BMI
  • ロボティクス・ドローン
  • 人工知能(AI)

この未来につながる「兆し」

全盲のSF映画監督が誕生

生まれつき目の見えない男性がSF映画を製作した。知合いの監督やプロデューサーの協力を得ながら製作、出演声優も山寺宏一やロバート・ハリスなど豪華。目の見えない人も楽しめたり、目の見える人が見えない人の体験ができたりするような形での上映も検討しているという。こういったところから「目で楽しむ」以外の映画の魅力が広がっていくのかもしれない。

参考
朝日新聞

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